私が立憲民主党の高木さとこ議員らとともに共同で提出した有機フッ素化合物(PFAS)対策の推進を求める意見書が10月5日の狛江市議会で全会一致で採択されました。
有機フッ素化合物(PFAS)は米軍基地や工場周辺など各地で検出が続いているもののまだまだ調査自体が不十分で市民に正確な情報が伝えられていないのが現状です。
PFASの代表例はPFOSとPFOAで現在は製造や使用が原則禁止されましたが防水加工、泡消火剤などに広く使われてきました。
自然界ではほぼ分解されず「永遠の化学物質」とも呼ばれています。人体や環境への影響が徐々に明らかになりつつありますが現状は不安だけが掻き立てられる状況となっています。
東京都は9月26日、都内での検査の追加実施を表明しましたが まだまだ原因の究明や対策をまとめるには不十分です。今こそ国や東京都は予算と科学的知見を結集して調査に全力を挙げその結果を狛江市を含む自治体とその市民に情報提供を行うべきです。
「不安」と「偏見」はさまざまな悲劇を生み出します。
東京都内のPFAS汚染はどのようにして起きたのか
汚染の現状はどうっているのか。さらに汚染が生じないためには
どうすべきなのか。市民はどう行動すべきなのか。
一刻も早く正確な情報を提供することを国に求める意見書です